学生の頃から、長所と短所を書いてくださいと言われると、
短所はいくらでも書けるのに、
長所は一つも書けませんでした。

自信がなく、
いつも人の目を気にして自分を出せない。

人見知りで話しかけられないので、
大勢の集まりや宴会の席ではポツンと一人になってしまう。

好きなこともなく、得意なこともなく、
アロマセラピーの教室に通うまでは、
私には何もない、何もできないと思っていました。

アトピーを治したいと思って始めた自然療法の一つに
アロマセラピーがありました。

教室に通い始めた20年くらい前は、
ひどいアトピーで夜は眠れません。

皮膚が炎症と傷だらけで
真夏も半袖の洋服は着られません。

人に見られたくないので家にいることも多く、
皮膚の痒さと痛さで、仕事も家事もできなくて、
普通に生きたいといつも思っていました。

 

きっかけはアロマセラピーの教室に通ったこと。

自然療法の中でも
香りは嫌いではなかったから
アロマセラピーを選んだのだけれど、

（今なら好きだから選ぶのだけれど、当時は嫌いではなかったから選んでいたのよね）

自分のことが嫌いで自信もなく、
興味をもっても頭の中で考えては不安になり、
私なんてと思い諦めていた私でしたが、
そのときに、一歩踏み出した自分を褒めてあげたい。

 

アロマのことを学ぶだけではなく
自分のココロを感じられるようになり
受け止められるようになった時間があったから、

自分を好きになれて、
スーパーマイナス思考だったけれど、
自信もついてきました。

 

アロマセラピストの資格を取り、
私にも好きなこと、得意なことができました。

心が楽になると身体も楽になっていきました。

考え方や受け止め方が変わってくると、
同じ出来事でもストレスを感じることは減ってきます。

ストレスにならない物事の受け止め方ができたら
ずいぶんと楽になりました。

 

夏に半袖の洋服を着て、
汗をかき身体を動かせるようになった時には
とても嬉しかったのです。

朝まで眠れた、仕事も家事もできる、
当たり前のことができる幸せ。

アロマセラピストを仕事にしている幸せ。

 

お陰様でお会いした方に
私の顔を見て、
お肌が綺麗ですが何かされていますか？と
聞かれることが増えました。

 

家事をすれば手荒れもしますし、
身体に湿疹ができることもありますが、
アトピーの時の酷さはありません。

でもね、ストレスがたまると手荒れはひどくなり
なかなか治らないの。

私にとってのストレスは、
「何か違う気がする」を
ココロに閉まっているときかなと思います。

「本当に嫌だ」の気持ちを消しているときです。

自分の本当の気持ちに気が付き
行動を変えると自然と手荒れも肌荒れも
綺麗になっていきます。

 

何でアロマの人がココロのお話をするの？と
よく質問されるのですが、

アロマセラピーは香りを楽しむものとか
マッサージをするとか
メディカル的な自然療法のイメージがあるかと思いますが、
ココロや魂の癒しと相性がとても良いのです。

自分と向き合うとき、自分の感情に寄り添う時に、
香りは力になってくれます。

自律神経のバランスを整えてくれますからね。

 

自分を変えたいと思っている方へ、
一歩踏み出してみませんか！

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